BenQ スクリーンバー|狭い書斎でも場所をとらず設置できるデスクライト紹介

benq-screenbarガジェット
スポンサーリンク

今回は狭い書斎でも場所を取らずに手元を明るく照らしてくれるBenQ スクリーンバーについて紹介したいと思います。

我が家の書斎はWeb内覧会記事でも紹介していますが1.5帖とかなり狭い書斎です。

スペースは狭いですが、お家を設計したときに家具の配置をちゃんと計算してデスクの真上にダウンライトを設置しているので、普段書斎で仕事をしていて暗いと感じることはほとんどありません。

ですが、我が家の書斎は夜に仕事をするのに1点問題があります。それは書斎を寝室の一角に作ったので、夜は子供の寝ている横で仕事をすることになり、ダウンライトをつけてしまうと子供の睡眠を邪魔してしまうことです。

その為、今まではダウンライトを消してモニタの明かりだけで仕事をしていたのですが、やはり手元が暗いと仕事がやりずらい。

と言うことで、デスクの上だけを明るくできるライトを探していたところ、BenQのスクリーンバーという商品を見つけ導入してみました。

これが、狭い我が家の書斎にピッタリで、ねらい通り手元だけを明るく照らしてくれて仕事の効率がUpしたと感じているので紹介していきたいと思います。

ただ、スクリーンバーは薄型モニタやWebカメラとの相性が悪いなど、実際に使って微妙だと感じてる部分もあるので、メリット・デメリット両方紹介させて頂き、スクリーンバーが気になっている方や書斎やワークスペースの明るさを改善したいと考えている方に参考にして頂ければと思います。

スポンサーリンク

BenQ スクリーンバーの特徴

一般的なデスクの上に設置するスタンドライトと比較したBenQ スクリーンバーの特徴を紹介します。

・モニタに設置するのでデスクの上を占有せず省スペース
・光がモニタに反射しない設計になっている
・明るさと色温度が調整できる
・光センサが搭載されていて自動調光機能がある
・USB給電
・モニタに引っ掛けるだけなので簡単に脱着できる
・他社のスクリーンバーと比較して値段が高価

benq-screenbar_01

BenQ スクリーンバーの1番の特徴は、モニタの上に設置することでデスクの上のスペースを一切必要としないことです。

デスクや書斎が狭くてスタンドライトを設置するスペースがない場合に非常に有効ですし、シンプルでスタイリッシュなデザインなので、書斎のスペースに余裕があっても、デスクの上をシンプルにまとめたい方にもおすすめできます。

BenQ スクリーンバーのもう1つの特徴は、モニタにライトの光が映り込まないよう、光の照射角をコントロールした設計になっていることです。

benq-screenbar_03

通常のデスクライトやダウンライトは360°均等に光が照射されるので、モニタに反射した光がまぶしく感じることがありますが、BenQ スクリーンバーはモニタ上に設置することを前提に設計されているので、モニタの方向には光が照射されず、モニタにライトの光が映り込んだり、モニタに反射した光がまぶしく感じるようなことがありません。

benq-screenbar_06r

実際にスクリーンバーの横に白い紙を置いてみると、このようにモニタの方向には光が照射されていないことがわかります。

後ほど設置方法の項目で詳しく紹介しますが、スクリーンバー本体の角度を調整することができるので、このように光の照射角度を確認しながらモニタに光が映り込まないよう設置することができます。

BenQ スクリーンバーのスペック

光源デュアルカラーLED
照度900lx (照明から40cmの位置)
色温度2,700K~6,500K 8段階調整
演色度Ra>95
材質アルミ合金
寸法45cm×9.0cm×9.2cm
正味重量0.53kg
消費電力5W (最大)
電源入力5V, 1A USB給電
価格11,900円 (BenQ公式ストア)

今回、私が購入したのは、こちらのモデルになりますが、他にもBenQ ScreenBar Plusという上位モデルもあります。

基本的なスペックは同じですが、照明のON/OFF,明るさ色温度調整が手元で操作できるコントローラが付属されているモデルになります。

BenQ スクリーンバーの設置方法

同梱物の紹介

benq-screenbar_16

梱包を開封すると、スクリーンバー本体固定用のクリップ電源供給用のUSB Type C to Aケーブル説明書と保証書が同梱されています。

写真を見て頂くと分かりますが、結構余裕をもった梱包になっているので、梱包箱が大きいです。

私はAmazonで購入したモノをAmazon Hub(宅配ロッカー)で受け取ることが多いのですが、この商品は梱包のサイズが大きく宅配ロッカーへの配送が指定できませんでした。

組み立て方法

benq-screenbar_13スクリーンバー本体

benq-screenbar_14固定用クリップ

組立はとても簡単で、固定用クリップの C 字になっている部分にスクリーンバー本体をカチっとはめ込むだけです。

クリップに取り付けたスクリーンバーを回転させることで、±10°本体の角度を変えることができ、モニタ上部に取り付けたあと光の照射角を調整することが可能です。

benq-screenbar_12

本体とクリップを取り付けた部分に、給電用のUSBポートがあるので、付属のUSBケーブルを接続して組み立ては完了です。

設置方法

benq-screenbar_02

設置方法は非常に簡単で、スクリーンバーをモニタの上にのせるだけです。

クリップについている丸い部分がおもりになっていてスクリーンバー本体とバランスを取っています。またこの部分がバネで前後に動くことで1cm~3cmの厚みのモニタにフィットするようになっています。

クリップがモニタと接触する部分にはシリコン素材のソフトパッドが貼られているので、簡単に取付できるのですが、滑りにくく1度とりつけると非常に安定していて、電源ボタンや調光ボタンを押してもスクリーンバーがズレるようなことはありません。

BenQ スクリーンバーの使い方

ボタンの紹介

benq-screenbar_20

スクリーンバーの操作ボタンは本体の上部に配置されていて、静電容量タッチセンサー式のスイッチなので軽く触れるだけで反応してくれます。

右から電源スイッチ、自動調光スイッチ、色温度調整スイッチ、輝度調整スイッチとなっています。

左側中央にある白い丸はスイッチではなく、光センサで周囲の明るさを検知してデスク上の明るさが500lxになるようライトの明るさを自動で調整してくれる機能がついています。

調光機能

benq-screenbar_05

BenQ スクリーンバーは、14段階の輝度調整と8段階の色温度調整ができます。

色温度は2700Kの暖かい光から自然光に近い4000K、蛍光灯の光に近い6500Kまで、気分や好みにあわせて調整したり、集中して作業したいときは寒色、リラックスして動画鑑賞したいときは暖色にするなど使い分けもできます。

また周辺の明るさを検知してデスク上の明るさが作業するのに最適な500lxになるよう、ライトの明るさを調整していくれる自動調光機能があり、これが非常に便利です。

電源ボタンでライトをつけると自動調光機能が作動し、その場の明るさに応じてライトの輝度を調整して起動してくれるので、私は基本的に電源ON時の自動調光の状態で使っています。

ただ、この機能は自分で明るさや色温度を調整して使用したい方にはネックになります。好みの明るさに調整しても次の起動の時には自動調整で明るさや色が変わってしまうので、毎回、好みの状態に調整する必要があります。

USB電源連動起動

benq-screenbar_21

スクリーンバーのON/OFFは電源ボタンでのON/OFF以外にUSB電源供給と連動してON/OFFすることもできます。

スクリーンバーを電源ONの状態でUSB給電をカットして電源をOFFすると、次回USB給電を開始した際にスクリーンバーも電源ONし起動します。

しかも、この起動方法だと自動調光機能は作動せず、前回調整した照明の状態で再度起動するので、好みの明るさ・色温度に固定して使いたい場合は、USB給電によるON/OFFが便利です。

モニタやパソコンのUSBポートから電源を供給するようにしておけば、パソコンを使用するときに自動でスクリーンバーが点灯し、パソコンをOFFすると自動で消灯するような使い方ができます。

BenQ スクリーンバーを実際に使って気付いたメリット・デメリット

メリット

benq-screenbar_15

BenQ スクリーンバーを使う1番のメリットは省スペースな点です。

モニタを使用しているデスク環境であれば、ライトを設置する為に追加のスペースは必要としません。

しかも非常にスタイリッシュでシンプルなデザインなので、スクリーンバーを設置したことによる圧迫感などはなく、違和感なくなデスクに溶け込みます。

また本体はアルミ合金にマットなブラック塗装になっていて安っぽい感じはなく、モニタのベゼルが黒色の場合は、非常にマッチします。

benq-screenbar_19照明OFF

benq-screenbar_21照明ON

BenQ スクリーンバーを使う2つ目のメリットは、照明の範囲がコントロールされていることです。

モニタに光の映り込みがないことで、パソコンで作業をしていてまぶしく感じることがないのはもちろんですが、デスク上の限定的な範囲だけを明るく照らしてくれるので、デスク周りだけを明るくして、その他の部分には光を漏らしたくないといった我が家のようなニーズにはうってつけです。

BenQ スクリーンバーを使う3つ目のメリットは、自動調光機能です。

自分で明るさや色温度を調整しなくても、その場の明るさに合わせて常に最適な状態にライトを自動でコントロールしてくれる機能は非常に便利です。

BenQ スクリーンバーを使う4つ目のメリットは、目に優しい光で疲れにくいことです。

benq-screenbar_04

LED照明は白熱電球や蛍光灯と比較してフリッカーと呼ばれるちらつきが分かりやすい照明です。

フリッカーがあると「目が疲れる」「体がだるい」といった体調不良が起きることがあります。

このフリッカーはLEDの電源を制御する回路の制御方式や性能に依存していて、安価に電源回路を構成しようとすると電源の安定性が落ちフリッカーが起きやすくなります。

BenQ スクリーンバーは高価なだけのことはあって、フリッカーはまったくありません。またブルーライトの危険性がないことも確認さており、目に優しい照明になります。

デメリット

benq-screenbar_10

BenQ スクリーンバーが適用できるモニタの厚みは1cm~3cmとなっているので、薄型のモニタには装着することができません。

我が家のモニタの厚さは5mmと非常に薄いモノを使用していたのですが、BenQ スクリーンバーの適用モニタサイズを確認せずに購入してしまったので、うまく装着することができませんでした。

応急処置としてモニタと固定用クリップの間に箱を挟んだところ安定して設置できたので、この状態で1ヶ月くらい使っていますが、特に問題なく使えています。

benq-screenbar_11

BenQ スクリーンバーのデメリット2つ目は、Webカメラとの併用がしにくいことです。

スクリーンバーとWebカメラは共にモニタの上に設置するガジェットなので、両方を併用するのは難しいです。

我が家の27インチのモニタで、スクリーンバーをモニタの中央にセットすると、ギリギリ モニタの端にWebカメラをセットすることができますが、人をカメラの画角の中央に撮るのは難しくなります。

私の場合はカメラをONにするWeb会議が少ないので支障はないですが、普段からWebカメラを使用する方はスクリーンバーとの併用は注意が必要です。

benq-screenbar_20

 

BenQ スクリーンバーのデメリット3つ目は、モニタの高さによって照明の光が直接目に入る可能性があることです。

モニタの中央より上に目線がくるようにモニタの高さを設定している場合は、スクリーンバーの光が目に入ることはありませんが、モニタを高めにセットして目線の高さがモニタの中央より下になってくると、スクリーンバーの光が気になるようになってくるので、モニタのポジションを高めにセットするのが好みの方は少し注意が必要かもしれません。

BenQ スクリーンバーのデメリット4つ目は、調光ボタンの操作性が悪いことです。

輝度調整用と色温度調整用に、それぞれ1つづつボタンが準備されていて、ボタンを押すごとに1段階づつ調整でき、光の状態が調整可能な最大値,最小値になると、折り返して調光する仕様になっています。

具体的に輝度調整の機能で説明すると、最初は調光ボタンを押すごとにライトが明るくなっていきますが、最大の明るさまで到達すると次は1段階づつ暗くなっていき、最も暗い状態になると、次は1段階づつ明るくなるといった動きになります。

この調光方法だと最大値,最小値に調整するのが難しいので、明るさMAXや色温度を最も寒色側で使いたいといった場合には向いていません。

この調光の難点は上位グレードのBenQ ScreenBar Plusだとダイアル式の調光インターフェイスになり改善できるので、この点が気になる人はBenQ ScreenBar Plusを選ぶことをおすすめします。

さらに、2021年12月13日から「BenQ ScreenBar Halo」という新商品が発売されていました。
benq-screenbar_22
こちらは先ほど紹介したBenQ ScreenBar Plusの調光用インターフェースが無線化したモデルでコントローラーの置き場所の自由度が上がり、配線もないのでデスク上にできるだけ配線を見せたくない人にはおすすめです。
また調光した光の状態の記憶しておくお気に入りモードが追加されているようで、使う上で気になっていた部分が改善された正常進化したモデルと言えます。

まとめ

今回はモニタの上に設置しデスク上を照らすBenQ スクリーンバーというデスクライトについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

同じようにモニタの上に設置する照明をAmazonで探すと4,000円くらいで購入できる商品があるなか、BenQ スクリーンバーは11,900円と非常に高価ですが、その分作りが良いことは確かなので、性能や品質で後悔することは少ないと思います。

もしBenQ スクリーンバーが気になっている人や我が家のように狭い書斎でデスクライトの設置を検討されている方に参考にして頂ければ幸いです。

今回紹介させて頂いたスクリーンバー以外にも書斎での作業効率がアップするガジェットをいくつか紹介しているので、気になる方はリンク先の記事も読んでみて下さい。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました