はじめての自作PC|ド素人が10万円以下で自作PCに挑戦【パーツ選び編】

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今回は自作PCの紹介記事、第1段パーツ選び編です。

自分でパーツを組み立てて作る自作PCと言うジャンルがあること、あとパソコンはCPUとマザーボードとメモリってパーツからできていることくらいは知ってるけど、どうやってパーツを選べば良いのか、どうやって組み立てるのか、全く知らない自作PCド素人がハウツー本を読んで、はじめて自作PCに挑戦してみたので紹介させて頂きます。

実際に挑戦してみて、意外と簡単に、しかも安価にそこそこのスペックのパソコンが作れて、とても満足しているので、この記事を読んで頂いている方にも自作PCの魅力が伝わるように紹介していきたいと思います。
また記事の内容が長いのでパーツ選び編と組み立て編で分けて紹介させて頂きます。今回は前半のパーツ選びについて紹介していきます。

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きかっけ

まずパーツ選びの紹介に入る前に、今回、自作PCに挑戦したきっかけについて簡単に紹介させて頂きます。
昨年、コロナウイルスによる緊急事態宣言が発出され、今までと働き方が激変、僕の仕事も8割が在宅勤務になりました。仕事は会社支給のノートPCを使っていますが、ノートPCだと画面が小さく効率が悪いので、もともと自宅にあったデスクトップPCのモニタに拡張して仕事をしていました。

ところが、そのデスクトップPCが古かったこともあり在宅勤務を初めて数ヶ月でモニタが故障してしまい買い換えることになりました。その際、これから在宅勤務が続くことも考えて、ちょっと性能の良い4Kモニタに買い替えたのですが、プライベート用のデスクトップPCの方が4Kに対応しておらず、PC自体は壊れてないのに使えなくなってしまったので、電源やケースなどの使えるパーツは流用しつつ4Kモニタに対応してたパソコンにするために自作PCに挑戦すことにしました。

ちょっと前置きが長くなりましたが、ようはデスクトップPCのモニタが壊れて、何も考えずにスペックの高いモニタにしたら、パソコン側が対応していなくて、パソコンも買い換えるハメになってしまったって感じです。

自作PCの構成

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パソコンは上の写真に記載したよに、CPU、メモリ、マザーボード、ストレージ、グラフィックボード、電源ユニットから構成されていて、あとこれらの部品を収納するケースと必要に応じてDVDやBlu-reyなどのメディアプレイヤーを接続します。

この写真は10年くらい前に購入したHPのデスクトップパソコンで、1度電源ユニットが壊れて交換しましたが、それ以外は純正の状態です。今回、コストを抑えるためにケースと電源ユニット、Blu-reyはこのパソコンの部品をそのまま使用します。

CPU

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自作PCのパーツ選びをする際、最初に決める必要があるのがCPUになります。マザーボードやメモリは、CPUのメーカーや規格に合わせて選ぶ必要があるので、まずCPUを決めないと始まりません。自作PCを作ろうと考えている人は、まずどんなスペックのパソコンを作りたいか考えてCPUを決める必要があります。ただ1番最初に決めるCPUが1番、性能や価格のバリエーションが豊富で、初心者としてはかなり悩むことになります。

自作PCのCPUはIntelとAMDの2社から選ぶことができます。どちらも同じようなバリエーションがありIntelはCore iシリーズ、AMDはRyzenシリーズが主力のCPUになっています。その中でも9,7,5,3とグレードがあり、9:超ハイエンド、7:ハイエンド、5:ミドルレンジ、3:ローエンドと言ったグレード分けになっています。さらに9,7,5,3のかなにも4種類くらいスペック違いがあり、どれを選べば良いかチンプンカンプンです。
種類は先程説明した通りですが、それぞれのCPUの性能は、クロック周波数とコア数、スレッド数で比較することができます。クロック周波数は、1秒間にどれだけの処理ができるかを表していて、例えば2.5GHzのCPUは、1秒間に25億回の処理ができることになります。コアはCPU内の計算処理をする部分で、コア数が多いほど、同時にたくさんの処理ができることになります。厳密には少し違うようなのですが、ザックリ言うと2GHzの1コアと1GHzの2コアが同じ処理能力になります。最後のスレッド数は、1つのコアが同時に処理できる数を表していて、2コア4スレッドであれば、1つのコアが同時に2つの処理ができることになります。これも数が多いほど性能がよいことになります。

Intel コア数 スレッド数 クロック 価格
超ハイエンド Core i9-10900 10 20 2.8GHz 6万円
ハイエンド Core i7-10700 8 16 2.9GHz 4万円
ミドルレンジ Core i5-10400 6 12 2.9GHz 2万円
ローエンド Core i3-10100 4 8 3.6GHz 1.5万円
AMD コア数 スレッド数 クロック 価格
超ハイエンド Ryzen9 3900X 12 24 3.8GHz 6万円
ハイエンド Ryzen7-3700X 8 16 3.6GHz 4万円
ミドルレンジ Ryzen5-3600 6 12 3.6GHz 2万円
ローエンド Ryzen3-3300X 4 8 3.8GHz 1.5万円

この3つの性能を見比べてCPUを選んでいきますが、じゃあどれくらいの性能が必要かと言われてもこの数値を見ただけでは何とも言えないですよね。一般的にはweb閲覧やOfficeを使用する程度であればローエンドで十分、ゲームや動画編集をするなら、ミドルレンジ以上があった方が良いなんて言われていますが、CPUほ毎年新しいモデルが発売されていて、IntelのCoreiシリーズは2021年4月時点で最新版は第11世代となってます。去年のミドルレンジは今年のローエンドと同じくらいの性能とスゴく進化が早いので、5年10年使う予定であれば、その時点のハイエンドを選んでもすぐに、それを上回るCPUが出てくるので、個人的には、あまり高性能CPUを選ぶ必要はないと考えています。ただ長く使う場合、その時点ではローエンドのCPUで性能が十分でも、長く使ううちにOSやアプリの進化についていけず、使い勝手が悪くなることも予想されるので、自分が必要な性能の1ランク上くらいを選択すれば良いのではと思います。僕の場合、パソコンの使用用途がWeb閲覧、ブログの作成、たまに動画編集といった感じなので、ローエンドでも十分だと思いますが、今回はミドルレンジのCPUから、Core i5-10400を選びました。

ちなみにCPUのメーカーはInterとAMDどちら選んでも使い勝手は変わらないとのことなので、名前の響きがカッコいいRyzen(ライゼン)にしようかと思いましたが、初心者&ミーハー精神から最終的に王道のIntelを選択しました。

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マザーボード

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次にマザーボード選びについて紹介していきます。

マザーボードは、CPUのメーカーや世代によってCPUソケットの形状が異なるので、選んだCPUにあったマザーボードを選ぶ必要があります。またCPUと周辺部品を繋ぐチップセットと呼ばれるICが搭載されていて、これもCPUのメーカーや世代にあった物を選ぶ必要があります。さらにチップセットにもグレードがあり、周辺機器との通信に差が出てきます。わかりやすいところで言うとハイエンドなチップセットはUSB3.2 Gen2やWi-Fi6をサポートしているが、ローエンドなチップセットだとUSB3.2 Gen1やWi-Fi5までしかサポートしていないなどの違いがあります。また使用できるPCI Expressのレーン数が変わってくるので、拡張ボードをたくさん使用する予定がある場合は、必要なレーン数が確保できるチップセットを選んで下さい。

Intel
400シリーズチップセット
Z490 H470 B460 H410
ソケット LGA 1200
オーバクロック対応
PCI Express
(GPU用CPU直結)
Ver.3.0
レーン:16
Ver.3.0
レーン:16
Ver.3.0
レーン:16
Ver.3.0
レーン:16
PCI Express Ver.3.0
レーン:24
Ver.3.0
レーン:20
Ver.3.0
レーン:16
Ver.3.0
レーン:6
USB3.2 Gen2サポート数 6 4 0 0
USB3.2 Gen1サポート数 10 8 8 4
内蔵ワイヤレス Wi-Fi6 Wi-Fi6

PCI Expressに関しては、どのチップセットでもグラフィックボード用は専用で16レーン準備されているので、特に拡張ボードを追加する予定がなければ、後ほど紹介するM.2 SSDに4レーン使うとしてもローエンドのH410で問題ありません。ぶっちゃけ僕のような初心者は、ローエンドのチップセットで十分だと思いましたが、もしかするとUSB3.2 Gen2が役に立つことがあるかもと思い、今回はミドルレンジのH490にすることにしました。
ちなみにチップセットは、上のマザーボードの写真で、右下にある銀色のアルミプレートの下にあります。CPUほどではないですが、高速で動作し発熱する為、放熱用のプレートが設置されているようです。

チップセットが決まっても、まだマザーボード選びは完了ではありません。マザーボードは複数のメーカーが製品を発売していて、さらに同じチップセットを使用していても、メーカーの中でグレード違いのマザーボードがあります。マザーボードを作っている有名なメーカーは、ASUS、MSI、ASRock、GIGABYTEの4社があります。いずれも台湾のメーカーで、それぞれ特徴がありますが、これも初心者には違いがわからないので、見た目が気に入ったメーカーを選べばいいんじゃないかと思います。僕は見た目はASRockがカッコ良いと思ったのですが、ASUSが1番バランスが良いとの口コミから、ASUSのマザーボードにしました。

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あとマザーボードには、規格化された3つのサイズがあります。1番大きいサイズがATX、次がMicroATX、1番小さいサイズがMini-ITXとなっていて、ケースのサイズに合わせて選択する必要があります。僕の場合、もともと持っていたデスクトップパソコンのケースがMicroATXサイズで、そのケースを流用するので、マザーボードはMicroATXサイズを選ぶことになります。

CPU、チップセット、メーカー、サイズを決めればマザーボード選びは完了です。
今回、僕が選んだマザーボードは、ASUS PRIME H470M-PLUSになります。

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メモリ

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CPUとマザーボードはかなり選択肢があり選ぶのが大変でしたが、メモリはCPUが決まっていれば、あとは容量を決めるくらいです。メモリにも規格がありますが、最新のDDR4が主流で、いま自作PCを作る場合はよほどDDR4を選ぶことになると思います。またDDR4に続く数字は通信速度を表していて、選んだCPUの通信速度にあったメモリを選ぶ必要があります。あとは容量ですが、容量は大きければ大きいほど快適に動作するようになると思いますが、あとは値段との相談で決めればよいと思います。CPUはパソコンのなかで頭脳にあたる部分と言われますが、メモリはよく作業台や勉強机に例えられます。机に向かって勉強をするとき、机のサイズが大きいと教科書にノート、辞書に筆記用具、最近だとタブレットなど、勉強に必要な道具を全て机の上に並べて作業することができるので効率的ですが、机が小さいと机の上に出せる道具が限られるので、いちいち出したりしまったりする必要があり効率が悪くなります。この机のサイズがメモリの容量にあたります。勉強道具を収納しておく棚や引出しがストレージで、メモリの容量が小さいと必要最最低限のデータをストレージから読み出して、別の作業をする場合は、いったん今のデータをストレージにしまって、新しいデータを読み出してと、作業効率が落ちるのでパソコンの動作が遅くなってしまいます。いまどきであれば最低4GBはあった方がいいと言われていますが、せっかく自作PC作るならできるだけ、大きい容量を搭載した方が良いと思います。また、マザーボードにはメモリを搭載するスロットが複数あり、デュアルチャンネルと呼ばれる技術で同じ容量、同じ性能のメモリを搭載する場合でも、8GBを1枚より、4GBを2枚搭載した方が、データ処理を高速化することができるので、基本的には2枚1組で売られているメモリを購入して搭載するのが良いと思います。

ということで僕は今回、8GB×2の16GB搭載することにしました。

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ストレージ(SSD/HDD)

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次にストレージの選定について紹介します。ストレージはスマホやクラウド、レコーダーなどで普段からある程度馴染みがあるので、他の部品に比べてどれくらいの容量が必要かイメージしやすいと思います。

まず自作PCに使用するストレージの種類ですが、SDカードやスマホのストレージと同じフラッシュメモリを使ったSSDと回転する円盤に磁気データを記憶するHDDの2種類があります。SSDの方がアクセススピードが速いのでパソコンを快適に動作させることができますが、容量が大きくなるとHDDに比べて高価になります。
SSDは、マザーボードに準備されている専用のM.2スロットに搭載する方法とHDDと同様に2.5インチベイに搭載する方法があります。またM.2スロットに搭載する場合、高速にアクセスが可能なPCI Expressで接続するNVMeとHDDと同じSATAで接続する方法があり、今の主流はM.2スロットでNVMe接続になります。

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こんな感じでアクセススピードが、圧倒的にM.2 NVMeの方が速いので、これを見るとM.2 NVMeを選んでしまいまが、SATA接続の2.5インチSSDでも十分速く、OSの起動だったり、アプリのローディングで体感できるほどの差はでないと、レビューされていることが多いようです。体感で差がないのであれば、発熱の関係で2.5インチSSDの方がメリットがあるとの記事も見かけますが、とりあえず初めてなので、今回は主流のM.2 NVMeを使うことにしました。僕がパーツを選んだ当時のIntelのチップセットはPCIe 3.0までしかサポートしていませんでしたが、最新、第11世代に合わせたチップセットではPCIe 4.0をサポートしているので、計算上はSATA接続の約10倍の速度が出ることになります。

次に容量の選定ですが、これは値段との兼ね合いで500GBにしました。また、もともと持っていたパソコンに1TBのHDDが搭載されていたので、これを残して写真や動画など大容量のデータはHDDの方に保存することにしました。
ちなみにM.2スロットに接続するSSDも色々なメーカーから色々なシリーズが発売されていますが、今回、僕はWesternDigitalのBlueにしました。特に理由はないですか、なんとなくストレージといえばWDってイメージがあったので、WDの中でスタンダードなシリーズを選びました。

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グラフィックボード

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次にグラフィックボードの選定です。実はグラフィックボードの機能は、CPUの中に内蔵されている場合が多く、ほとんどの場合、グラフィックボードがなくてもパソコンとして成立しますが、ゲームをする場合や複数のモニタを使用する場合、あと高解像度なモニタを使用する場合は、グラフィックボードを使用した方が有利になります。

グラフィックボードの性能は搭載されているGPUでほとんど決まります。YouTubeに色々なGPUを使ってゲームをした場合の表示の滑らかさ比較の動画などがあるので、グラフィックボード選びの参考にしてみるとよいと思います。僕の場合はゲームはしないのですが、4Kモニタを購入したことが、自作PCを作ることになったきっかけなので、ローエンドで4Kに対応したグラフィックボードとしてZOTAC GeFoce GTX 1650 を搭載しました。

ちなみにGPUのグレードやグラフィックボードを発売しているメーカーもたくさんあるので、CPUやマザーボード選びのように考え出すと決めるのにスゴく時間がかかります。また驚くことに、ハイエンドなグラフィックボードは10万円超えするモノもあり、CPUより高価だったりします。

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その他

今回、僕はケースと電源ユニットは、もとのパソコンから流用したので、新しいモノは購入はしませんでしたが、1から自作PCを作る場合は、全て準備する必要があります。

ケースは3千円〜1万円くらいの価格なので、好きなデザインのものを選べば良いと思います。

次に電源ユニットですが、電源ユニットを選ぶポイントは容量になります。選定したCPUやマザーボード、グラフィックボードに必要な容量にあわせて電源を選定します。一般的に必要な容量の2倍程度の電源を選んでおけば安心と言われています。あと電源ユニットは効率によってランク分けがされていて、効率が悪いと熱がたくさん発生するので出力が大きい電源ほど効率の良いモノにしないと熱的に厳しくなります。

さらに1から自作PCを作る場合は、ケースと電源ユニット以外にも、DVDやBlu-rayなどのメディアプレイヤー、ディスプレイ、キーボード、マウスなども必要になります。

あとCPUの項目で詳しく説明しませんでしたが、CPUを冷やすCPUクーラーも必要になります。基本的にCPUを購入すると純正のリテールクーラーが付属しているので、普通にパソコンを使う分には純正のクーラーを装着しておけば問題ありませんが、CPUに高負荷をかけて使用したりオーバークロックをする場合などは冷却性能の高い大型CPUクーラーなどを準備する必要があります。

まとめ

今回は、はじめての自作PCパーツ選び編を紹介してきました。

今回、紹介してきた僕が購入したパーツの費用はこんな感じです。

メーカー,型式 価格
CPU Intel Core i5 10400 25,820円
マザーボード ASUS PRIME H470M-PLUS 15,990円
メモリー CORSAIR DDR4 2×8GB 8,740円
ストレージ WD BLUE MVNe SSD 500GB 9,770円
グラフィックボード ZOTAC GeForce GTX 1650 16,450円

もともと持っていたデスクトップパソコンから使える部品は流用したので、1から作るよりも多少費用が抑えられていまが、主要な部品は、ほぼ買い替えて中身は最新PCになっていると考えると、合計76,770円はかなり安くできたと満足しています。

ちなみにもともと持っていたデスクトップパソコンは、壊れたわけではないので、取り外した部品をメルカリで販売したところ意外といい値段で売れて、収入が13,950円あったので、実質6万円程度で最新パソコンに作り替えることができました。

組み立てについては、次回の記事で詳しく紹介させて頂きますが、初心者でもハウツー本があれば、ほとんど苦戦することなく完成させることができたので、もしこの記事を読んで自作PCに興味を持たれた方は、ぜひ挑戦してみてください。

また今回、僕が購入したパーツのリンクも貼っておくので、よかったら参考にしてみて下さい。

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