今回は和室のWeb内覧会です。
いまどき、和室なんて必要ないのでは!?と思われている方もいると思います。
僕は必要かどうかは、好みだと思うので、色々と和室の事例を参考に気に入るデザインを探したり、実際に使ってみてのレビューを参考に、自分のお家に取り入れるかを決めれば良いと思います。
僕の家は、本物の畳は使わず、トヨタホームのテキスタイルフロアと吊り収納で和室風の部屋を作っているので、これからお家を設計される方に、参考して頂けるよう紹介させて頂きます。
和室の間取り
我が家の和室はリビング・ダイニングと繋がった1つの部屋で、扉や壁は無く、同じ空間となっています。
写真で見てもらうと分かりやすいですが、1つの部屋というより、LDKの一部になっています。
広さは、3000mm×2750mmで約5帖になります。
また1000mm×750mmのクローゼットと2000mm×750mmの吊り収納を併設しています。
壁や扉はないのですが、空間を分けられるように、ロールスクリーンが設置してあり、お客さんに泊まってもらうときに、プライベートな空間を作れるようにしてあります。
和室は必要か?我が家の使い方
それぞれの家庭の事情にもよると思いますが、昔ながらの客間としての和室は必要ないと思います。
僕の家に来るお客さんは、親か友達くらいで、そもそも客間や応接室で対応するようなお客さんが来ません。
昔だと仕事関係の方や地域の集まりなどで、目上の人を家に招くことがあったかもしれないですが、いまどきプライベートで交流のある人以外、家に招待することがないと思うので、客間はいらないと思います。
また泊まっていくお客さんも年に1回いるかいないかくらいなので、そのためにお客さん用の部屋を準備するのも、もったいないと思います。
そんな中で、僕たちがマイホームに和室を作った理由は3つあります。
2. 子供の遊ぶスペースを作りたかった
3. 収納をたくさん作りたかった
今は完全に子供の遊ぶスペースになっています。リビング・ダイニングと同じ空間なのですが、床がフローリングなのか、畳なのか、違いがあるので、子供たちも縄張り意識があるのか、おもちゃを広げるのは畳の上だけにしてくれます。そのおかげで、リビングが散らからず、助かっています。
収納も子供の服やおもちゃを主に収納しています。詳しくは「吊り収納&クローゼット」の項目で紹介します。
ただ10年後、子供たちが自分の部屋で過ごすようになったら使う機会が減って和室の必要性がなくなるような気がします。
次に使うのは、子供が結婚して孫が生まれたときに、里帰り出産してくれたら、この部屋にベビーベットを置いて使ってもらおうかと妄想しています。自分の実家も妻の実家もLDKとは別に和室がある家なので、帰省したときには、和室に泊めてもらいます。そう考えると、子供が結婚して家庭を持った後、帰省してもらいやすいように、和室を準備しておくのはありだと思います。(だいぶ先の話ですが)
さらに、その先30年後(老後)は、この部屋を寝室にして、2階を使わなくていいような生活をしたいと考えています。
ということで和室が、いるかいらないかに関し僕の結論は、たまにしか来ないお客さんのための客間を準備するより、自分たち家族のライフステージを考えて、常に有効活用できるような空間として、お家設計に取り入れられるように考えるのが良いかと思います。
トヨタホーム テキスタイルフロア
トヨタホームの和室用畳は、通常の畳、半畳たたみ(琉球畳)、テキスタイルフロアの3種類から選べます。
僕の家で採用したテキスタイルフロアは表面が織物で仕上げられた正方形のマットを敷き詰めてた床になります。表面の織物の色は、ベージュ系、オレンジ系、グリーン系、グレー系の4色から選べ、部屋の雰囲気は完全に和室になります。
本物の畳と違って、表面の織物は化学繊維素材なので、汚れにくくお手入れは簡単です。また、畳がいたんで、カスが出たり、ダニが繁殖したりする心配もありません。その反面、通気性がないので涼しさは感じないのと、厚みがないので、本物の畳ほど柔らかくありません。
価格は5,980円/m2で、我が家は7.5m2なので、44,850円でした。
種類にもよりますが、フローリングとそんなに変わらない価格です。
吊り収納&クローゼット
次に収納を紹介します。左側の吊り収納は、子供の服やおもちゃ、ひな人形や五月人形を収納しています。
まだ、子供部屋を使っていないので、子供の服は全てのこ収納に入れています。
かなり収納空間はあるのですが、吊り収納の中には、棚が1段しかないので、この収納空間を有効活用する為には、少し工夫が必要です。今のところ僕の家では、引き出し式の衣装ケースを吊り収納の中に段積みにして、子供の服を収納しています。
右側のクローゼットは冬用のコートや子供の上着などを収納していて、出かける時に、わざわざ2階のクローゼットまで上着を取りに行かなくてよいように、リビング近くにクローゼットを作りました。
吊り収納の価格は92,250円、クローゼットの価格は35,100円になります。
吊り収納の下は、フローリングになっていて、ここの奥行きが、空間の広がりを演出し、実際の部屋の広さ以上に広く感じさせる効果があるそうです。我が家では今のところ、この場所に、よく使う1軍のおもちゃたちが収納されている棚を置いています。このおもちゃを入れている棚はIKEAの「TROFAST 収納コンビネーション」で、この吊り収納の下に入れるためにあるかのように、ピッタリはまるので、同じように和室を子供の遊び場に考えている方には、おすすめの収納方法です。
まとめ
我が家の和室を紹介させて頂きましたが、参考になりそうですか?
和室と言いつつ、窓に障子ではなくカーテン、天井もリビングと同じクロス仕上げと、和洋折衷といった感じの和室になっています。僕は毎日見ているので違和感は感じませんが、みなさんはどうですか?
こんな感じに、テキスタイルフロアと吊り収納で和室風な部屋を作るのもありだと思うので参考にしてみて下さい。
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