新築一戸建てに有線LANは必要?安定,高速通信の有線LANと手軽で便利な無線LANの両方準備がベスト

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今回は一戸建てを新築するときに、有線LANを準備するか考えていきます。

最近は、ほとんどのインターネット接続する機器がWi-Fi対応していて、有線LANを使う機会なんて、無いですよね。

各部屋に有線LANを設置すると、それなりにお金がかかるので、最低限、Wi-Fiルータを置くところに、有線LANが出ていれば問題ないと考えている方も多いと思います。

でもよく考えて下さい。新築の時に設置すれば、数万円で済む工事ですが、後から設置となると、かなり面倒な工事になります。

我が家では、将来を見据えて、各部屋に有線LAN用の配管とLANポートを設置し、有線LANと無線LANを併用しています。

そんな我が家の家庭内LANの環境と実際の使い方、将来見据えて考えた内容を紹介させて頂きますので、これからお家を建てられる方に、家庭内LAN設計の参考にして頂ければと思います。

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有線LANのメリット

有線LANのメリットは、なんと言っても安定して高速通信ができることです。
下の表は有線LANと無線LANの通信速度を比較した表になります。

有線LANの規格と通信速度

規格 速度
10GBASE-T 10Gbps
1000BASE-T 1Gbps
100BASE-T 100Mbps

無線LANの規格と通信速度

規格 速度
IEEE802.11ax [Wi-Fi 6] 9.6Gbps
IEEE802.11ac [Wi-Fi 5] 6.9Gbps
IEEE802.11n [Wi-Fi 4] 300Mbps

いま最も普及しているWi-Fi 4,5で、規格上の速度は、有線LANと比べて大きな違いはありません。

むしろインターネット光回線の通信速度が1Gbpsであることを考えると十分な通信速度に見えます。

ただ注意しなければいけないのは、あくまでこれは、規格上の数値で、使用するWi-Fiルーターの性能や接続する機器の数、Wi-Fiルーターからの距離による電波の強さ、あと周囲の環境によって、実際の通信速度は変化することです。

最近、在宅勤務が増え、Web会議やWeb電話で、お家のインターネット環境を使うことが多くなっていますが「お家のWi-Fi環境が悪くて仕事がやりにくいから出勤している」や「子供がiPadでYouTube見始めたら、Web電話の音声が途切れる」と言う話を聞きます。

他にもWi-Fiの電波と電子レンジの電波の周波数が近いため、電子レンジを使うとWi-Fiが途切れる場合があります。

このように、無線LANは周囲の環境に左右されやすいのに対して、有線LANは機器に直接LANケーブルを接続して通信する為、周囲環境の影響を受けず安定して高速通信ができます。

このような特徴から、通信量が多い映像機器(テレビでAmazonプライムTVなどのビデオ・オンデマンドを楽しむ場合)や、安定した通信が必要な仕事用パソコンなどは、有線LANで接続したほうが良いと言えます。

無線LANのメリット

無線LANのメリットは、なんといっても手軽で場所を選ばず、どこでも使えることです。

有線LANの場合、LANポートがある場所でしかネットワークに接続できませんが、無線LANの場合、電波が届く範囲であれば、どこでもインターネットに接続できます。また有線LANの場合、ポートを準備した数分しか機器を接続できませんが、無線LANの場合、接続台数を気にする必要がありません。(実際はWi-Fiルーターの性能によって、同時接続できる機器の数が決まっているので、Wi-Fiルーターを購入するときに、必要な接続数の機器を購入する必要があります)

いまどきは、スマホやタブレット、ノートPCなど、色々な部屋で使うことがあたりまえです。また動画を見たりゲームをするなど、容量の大きい通信をすることも、よくあるので家庭内に無線LAN(Wi-Fi)は必須です。

家庭内LAN結局どうすればいい?

有線LAN,無線LANそれぞれメリット・デメリットがあるので、特徴に合わせて両方準備するのが正解です。

□有線LANの準備する場所

・書斎などのワークスペース : 在宅勤務をするなら必須
・テレビボード : テレビやレコーダーに接続してYouTubeやビデオ・オンデマンドを楽しむ
・子供部屋 : オンライン授業への備え、将来
eスポーツ選手になるかも

□有線LANの設置方法

有線LANを設置する方法として、直接LANケーブルを配線する方法と、LANケーブルを通すための配管を準備する方法の2種類があります。
これは、LANケーブルを通す配管を準備する方を選んでください。
なぜかと言うと、有線LANも年々進化していて、高速通信に対応したLANケーブルも新しいモノがどんどん発売されています。

僕が家を建てた、5年前は「CAT5e」が最新規格でしたが、いま見てみると「CAT8」まで出ています。今のところ家庭内LANの通信速度に不満は感じませんが、10年後は、もっと大容量な通信をする機器が登場して、いまのLANケーブルでは、通信速度に問題が出るかもしれません。

そんな時、LANケーブル用の配管を準備しておけば、最新規格のLANケーブルに自分で入れ替ることができます。なので、将来を見据えると、配管を準備してLANケーブルを通すことが最適です。

□無線LANを準備する場所

次に無線LANですが、Wi-Fiルーターは、家にいるときに、すごす時間の長い部屋で、できるだけ家の中央に設置するのが良いとされています。有線LANの設置場所で「テレビボード付近に設置して、テレビやレコーダーに接続する」と記載しましたが、この有線LANポートを使って、リビングにWi-Fiルーターを設置するのが、最適な設置場所と言えます。

「Wi-Fiルーター1台で一戸建ての隅々までカバーする」と宣伝してる製品も多いですが、実際に使ってみると、リビングに設置したWi-Fiルーターから、2階の部屋だと電波が弱くて繋がりにくい場合もあるので、1階と2階に1台づつWi-Fiルーターを設置することをおすすめします。

1階と2階、2台のWi-Fiルーターに同じSSIDとパスワードを設定しておけば、スマホなどの通信機器側で、意図的に接続するWi-Fiルーターを切り替えなくても、近く(電波の強い方)のWi-Fiルーターに接続してくれるので使い勝手が良くなります。

我が家の家庭内LAN環境紹介

次に我が家の家庭内LANの構成について紹介します。

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この図面は、我が家の有線LANの配線図になります。僕の家では情報分電盤などは使わず、ネットワーク機器を全て書斎にまとめて配置しています。その書斎とリビング、子供部屋、寝室を配管で繋いでLANケーブルを通しています。ハウスメーカーによって、通信配線に関する費用が、どの程度異なるか、分からないですが、トヨタホームで、この配線を実施した我が家の見積りは、68,000円でした。

我が家の書斎については、別の記事で詳しく紹介しているので、よかったら見てみて下さい。

各部屋のLANポートは、こんな感じです。化粧パネルを外して中の配管を確認してみましたが、写真だとピントが合わず、うまく撮影できなかったので、正面の写真のみです。

home-lan_02

余談になりますが、化粧パネル外すと、LANポートの裏側が半透明なプラスチックのカバーで覆われていて、隙間風が入らないような加工がされていました。僕は工業高校の電気科出身で、電気工事士の免許を持っているのですが、僕が勉強したときには、こんなプラスチックカバーは無かったので、最近の高気密住宅に対応するために、出てきた商品のようです。

次に無線LANにについて紹介します。我が家では、1階用のWi-Fiルーターをリビングに、2階用のWi-Fiルーターを書斎に設置しています。前の項目で紹介させて頂いたように、2台のWi-FiルーターのSSIDとパスワードを同じに設定しているので、どの部屋でも同じWi-Fi設定で使うことができとても便利です。

我が家では、リビングのテレビ、レコーダーを有線LANで接続し、AmzonプライムTVやdTVなどのビデオ・オンデマンドを視聴したり、リビングのレコーダーで録画した番組を寝室のテレビで見たりする際に、家庭内LANを使っています。有線LANで安定した通信ができるので、映像が止まったりすることはありません。

おすすめの家庭内LAN設備

次に我が家で使っているおすすめの家庭内LAN設備を紹介させて頂きます。

1つ目は、ヤマハの有線LANルーター「NVR510」です。家電量販店では、あまり見かけないので、ヤマハ製ルーターのイメージが無い方も多いと思いますが、企業向けネットワーク機器では、かなり有名で、安定感と信頼性がある製品になります。ネット回線業者やISPを選ぶ時に速度を気にされる方は、多いと思いますが、意外とルーターに、こだわっている方は少ないように思います。実はインターネットと家庭内LANを接続するルーターは、非常に重要で、高速通信が売りのネット回線業者を選んでも、家庭内LANの出入り口で処置能力が低いルーターを使っていると、その部分で通信速度が落ちて台無しになってしまいます。また家電量販店で販売されているルーターもパッケージに通信速度が記載されていて、高速通信を売りにしているルーターも多々ありますが、パッケージに記載されている通信速度は初期状態の通信速度で、何年も使っていると、どんどん性能が低下していきます。スマホやパソコンなども、購入した当初はサクサク動作していますが、何年か経つと動作が遅くなってきますよね。それに比べてヤマハのルーターは企業向けで、少し高価ですが、耐久性があり長く使っていても性能低下が小さいので、お家を新築するときに、1度ヤマハのルーターを検討してみて下さい。

2つ目は、NEC製のWi-Fiルーター「Aterm WX6000HP」です。最新の無線LAN規格「Wi-Fi 6」に対応した無線LANルーターで、4.8Gbpsの高速通信が可能になります。2019年秋に発売されたiPhone11や、2020年発売のiPhoneSE 第2世代などが、Wi-Fi 6の規格に対応しているので、今後、新しくWi-Fiルーターを購入するなら、Wi-Fi 6対応のルーターがおすすめです。

まとめ

今回は新築一戸建てに有線LANは必要か検証しました。

今では、家庭内LANを構築することは必須ですが、有線LANが必要か悩まれる方も多いと思います。

この先、在宅勤務やリモート学習など、今以上にインターネット接続が重要になってくるので、悩んだら各部屋に、有線LANを準備しておくのが正確です。新築時に配管しておけば、数万円で済む工事ですが、後から追加するのは、難しい工事なので、新築時の準備が必須です。

その際、LANケーブルの直接配線では無く、LANケーブルを通す配管を準備しておくことで将来に備えるのが、おすすめです。

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