[Web内覧会]LIXILタンクレストイレサティス|トイレにもエコカラット張ってみた

toiletWeb内覧会
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今回は、1階トイレのWeb内覧会です。

先日「子供も大人も使いやすいトイレの間取り」という記事で、家の中でトイレをどこに配置すると最適か考えた間取りを紹介させて頂きましたが、トイレの中身については、詳しく紹介できなかったので、今回の記事では、我が家の選んだトイレの設備と、なぜその設備にしたのかを紹介していきます。

たかがトイレですが、毎日使う場所なので、使いやすさ、オシャレ感なども考えながら、お家設計できると完成したときの満足度も違ってくると思うので、これからお家設計される方に参考にして頂ければと思います。

トイレの間取りを考えた記事については、リンクを貼っておくので気になる方はチェックしてみて下さい。

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トイレの設備紹介

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最初に我が家のトイレ設備を簡単に紹介します。それぞれの設備の良さや、なぜこの設備を選んだかなどは、後ほど詳しく解説していきます。

設備メーカーシリーズ価格
トイレ本体LIXILサティス Sタイプ141,500円
手洗いカウンターTOTO135,380円
照明スイッチPanasonic人感センサースイッチ7,190円
換気扇??24時間換気扇19,860円
エコカラットLIXILランド〈土もの調〉23,000円

LIXILタンクレストイレサティスを選んだ理由

トヨタホームでお家を設計する際、住宅設備は基本的にトヨタホームの設備カタログから選択します。カタログに載っていない設備(例えばネットで調べたり、家づくりの本でみつけた設備)を採用することもできますが、カタログから選ぶのに対して割高になります。

また選べる設備(カタログに記載されている設備)は、トヨタホームの商品(シリーズ)によって多少異なります。トヨタホームの中で上位シリーズのSINCEの場合、トヨタホームが準備している全ての設備が選択できますが、下位シリーズのLQの場合は、選択肢が少なくなるようです。

我が家は、トヨタホームの「SINCE Smart stage」というシリーズで、設備カタログではトヨタホームが準備している全ての設備が選択可能でした。トイレの選択肢は次の表に記載のように、主要メーカーの主要シリーズを網羅しているので、あまりカタログ以外から選択することは、ないと思います。

メーカー商品名シリーズ
LIXILサティスGタイプ
LIXILサティスSタイプ
TOTOネオレス
Panasonicアラウーノ

他にタンクありトイレなどもカタログに記載されていますが、表では省略しています。

まずタンクレストイレにした理由は、単純にカッコ良いからです。1Fのトイレは使用頻度が多いのと、お客さんにも使って頂く可能性が高いので、カッコ良さを重視しました。他にもタンクレストイレは、トイレ本体の奥行きが短いので、相対的にトイレ本体前の空間が広くなり、同じ面積のトイレでも広く感じることができます。

お家設計を始めた当初、トヨターホーム設備カタログにラインナップされているタンクレストイレの中から、僕はPanasonicのアラウーノを採用しようと考えていました。Panasonicのアラウーノは、本体に食器用洗剤を入れておくことで「トイレを流すたびに便器を泡で洗浄してくれて汚れが付きにくく、掃除がラク」という特徴があり、この機能が非常に魅力的で、アラウーノを採用しようと考えていました。

しかし、トヨタホームの営業担当の一言でアラウーノの採用をやめることにしました。営業担当に何を言われたかというと「アラウーノはやめておいた方がいい」と単純におすすめできたいと言われました。何でおすすめできないか聞くと「便器が陶器ではなく樹脂製で、将来必ず問題が出る」とのことでした。便器の素材までは確認していませんでしたが、確かにアラウーノの材質は「有機ガラス系新素材」と書かれていて従来の便器とは異なるようです。ただカタログには「はっ水性が高く、汚れがたまりにくいので、常にキレイ」と書かれていて、悪いようには見えないので、実際にショールームで触って確認をしてみました。実際に触ったり、たたいたりしてみると、陶器とは違い、軽くて柔らかい触感で「樹脂製」って感じでした。この素材の耐久性が無いかは、分かりませんが、触った感じから安っぽいイメージを受けたので、アラウーノを採用するのはやめにしました。

LIXILとTOTOは昔ながらの陶器の便器で、耐久性については十分実績があります。機能に関しては、大きな違いはなく、両社とも節水や便器に汚れが残りにくいような水流などを訴求しています。最終的に我が家がLIXILのサティスを選んだのは、デザインでした。サティスGタイプとTOTOのネオレスは、大きめの便器でどっしりとした印象なのに対して、サティスSタイプは細身でシュっとした印象で、うちの家族は、細身タイプの方が気に入ったので、LIXILのサティスSタイプを採用しました。

LIXILのサティスを選んだ理由というより、Panasonicのアラウーノを諦めた理由みたいになってしまいましたが、色々検討した結果、我が家はLIXILのサティスSタイプとなりました。

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LIXILのサティスSタイプの機能についても、簡単に紹介させて頂きます。

トイレの種類としては、タンクレス,洗浄機能一体型のトイレになります。

使用する水の量は大5L/小3.8Lで、20年前のトイレの水の使用量10Lと比較して半分くらいになった節水タイプになります。便器の形状や水の流れ方を工夫し、少ない水量でもキレイに流れるようになっています。

お掃除に関しては、リモコンで本体上部を電動リフトアップすることができ、便器と本体の隙間もキレイに掃除することができます。5年使用しましたが、定期的に掃除することで、いまのところ目立った汚れはありません。ちなみに便座の裏側に、尿の飛び跳ねで黄ばみが付き、拭き掃除をしても落ちにくいことがありますが、キッチンハイターを吹きかけて10分くらい放置すると元通りの真っ白にもどります。家にある洗剤で何か一番効果があるか試していたところ、キッチンハイターがものすごく効果があったので、同じように黄ばみが気になる方はキッチンハイターを試してみてください。

その他にオプションでブースターを取り付けることがでます。ブースターを取り付けるとトイレを流す水の勢いを補助してくれるので、水圧の低い環境や、2階などでも使用することができます。水圧が低さでタンクレストイレの設置を諦めた場合でも、サティスSタイプとブースターの組み合わせだと設置できる場合があるので確認してみください。

またフタを閉じているときに、便器内にプラズマクラスターイオンを放出しカビ菌や付着菌などの除去しトイレの臭いの発生を抑える機能もあります。

TOTO手洗いかカウンターを選んだ理由

トイレ本体はLIXILにしましたが、手洗いカウンターはTOTOの製品を選びました。トイレ本体と手洗いカウンターは基本的に別物なので、違うメーカーを組み合わせることができます。但し一部の製品で手洗いカウンターで使用した水をトイレの洗浄に使うタイプのトイレがあるので、その場合はセットになります。

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我が家がTOTO手洗いカウンターを採用した理由は、TOTOの方がカウンターの奥行きが広かったからです。LIXILも奥行きのあるカウンターをラインナップしていますが、トヨタホームの設備カタログでは、LIXILはスリムタイプ、TOTOは大きめのタイプと住み分けがされていて、1階のトイレは少し広めに作ったので、手洗いカウンターも奥行きのあるTOTOのモノを選びました。

実際に使ってみて不満は無いのですが、あえてデメリットをあげるとカウンターとボウルが別体なので、接続部にホコリや汚れがたまりやすいのと、カウンター下の収納がそこまで大きいわけではないので、掃除用具を入れると、トイレットペーパーの予備を入れるスペースは少ししか残りません。扉を閉めていると、それなりに収納量があるように見えますが、中は給排水の配管が通るので、その分スペースが狭くなります。

給排水の配管が通るのは、どの手洗いカウンターでも同じだと思うので、お家設計の際にはショールームで現物を見て、収納量がどのくらいあるかを確認しておくことをおすすめします。

ちなみに我が家では、トイレットペーパーの予備はトイレに保管しておらず、すぐ隣の洗面所に作ったランドリー収納にストックしています。

トイレのサイズ

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次に我が家のトイレのサイズを紹介します。横幅が1200mm、奥行きが1400mmで、ちょうど1帖になります。一般的な戸建てのトイレより、横幅が少し広めになっています。

トイレを広めに作った理由は、1階のトイレはお客さんにも使ってもらう機会があるので、カッコつけたというのもありますが、小さい子供がいるので、子供のトイレに付き添う際、2人で一緒に入ってもトイレの扉が閉められるようこのサイズにしました。

トイレにエコカラット

我が家では、玄関やリビング、寝室にエコカラットを採用していますが、トイレの壁にもエコカラットを使ってみました。トイレに使用したエコカラットはランド〈土もの調〉という種類で玄関に採用したモノと同じになります。エコカラットには臭いを脱臭する効果があるので、トイレとの愛称が良い製品になります。

我が家の玄関は別の記事で詳しく紹介しているので、気になる方はチェックしてみて下さい。

間取りとしては、玄関とトイレが隣り合わせになっていて、下の図面でオレンジ色に示した部分が全て同じエコカラットになっています。玄関とトイレの同じ面の壁を同じエコカラットにすることで、つながりをイメージしてみました。

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エコカラットと関係ないですが、上の図面でトイレの扉が廊下より少し下げた位置に設置されていることがわかります。普通だったらトイレの奥行きを1600mmにするのが一般的ですが、トイレ内の奥行きを200mm削って、廊下側が少し広くなるようにしています。トヨタホームはメーターモジュールを採用しているので、廊下の幅は通常900mmになりますが、トイレの前だけは、1100mmになっています。

実は、このトイレ前の設計は、何かをねらってやったわけではなく、トヨタホームの営業担当が最初に図面を作ったときからこうなっていて、特に突っ込まなかったので、このようなつくりになりました。

営業担当が何をねらって、この設計にしたかは、わからないのですが、実際に住み始めて、トイレ前のスペースが広いことに便利さを感じています。我が家は子供が2人いて、お風呂に入るとき、1人づつ服を脱がせて、トイレ行かせてってしますが、脱衣所とトイレの中間地点のこの場所で、親が指示したりサポートしたりすることが多いので、この場所が広めになっていてちょうど良かったと感じています。

余談ですが、トヨタホームはユニット工法なので間取りの自由度が低いと言われることがありますが、耐震強度を保つために必要な柱は、ユニット四隅の柱(上の図面で外壁の中にある□で示されている柱)だけで、屋内の壁は、強度的には、どの位置にあっても問題ないく、壁を10cm,20cmズラしても強度計算をやりなおす必要はありません。極端な話、外壁だけで、家の中の壁は1つもなくても強度的には成立します。お家の外寸はユニットサイズの制約を受けますが、家の中の間取りに関しては、軸組工法より自由度があると言えます。

トイレの照明は人感センサ

我が家では、トイレの照明に人感センサスイッチを採用しました。普通のスイッチが2,190円、センサスイッチが7,190円と少し高くなりますが、トイレの照明は絶対にセンサスイッチが良いと思います。

家族の性格にもよりますが、我が家では、妻が照明の消し忘れが気になるタイプで、僕と子供は、わりと消し忘れるタイプなので、たまに消し忘れて怒られることがあります。怒る方も怒られる方も気持ちが良いものではないので、センサライトにすることで、そんな家族のささいなトラブルを解消できます。

ちなみにトイレのLEDライトは消費電力が8Wなので、1200Wのドライアを15分使う電力で、37.5時間点灯できます。電気代がもったいないなら、消し忘れを気にするより、髪を短くした方がイイんじゃないと思いますが、そんな理論は通用しません。最近は、ほとんどの照明がLEDライトで消費電力がかなり小さくなっているので、1日つけっぱなしでも、電気代は5円くらいです。この5円のために、家族関係が険悪なムードになるくらいであれば、センサスイッチを採用する方が、だんぜんリーズナブルです。

もしかして失敗?

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この写真、なにか気になることはないですか?気付いたあなたは、なかなか鋭いです。

気になるポイントはトイレットペーパーホルダの位置です。

トイレットペーパーフォルダの最適位置は、トイレに座った姿勢で、膝の横くらいと言われていますが、我が家のトイレットペーパーフォルダは便器の横くらいに設置されています。

これは「トイレにエコカラット」の項目で記載しましたが、トイレの扉を通常の位置より、200mm内側に設置して、トイレ内の奥行きが1400mmとなっていることで、奥行き1600mmのトイレに設置する手洗いカウンターの長さを切って設置している為、トイレットペーパーフォルダの位置が通常より手前に設置することになってしまいました。

お家設計の段階で、このことに気付いて、使いにくくないかスゴク気になっていました。当時住んでいた社宅のトイレでフォルダーの位置をズラして使いがってのシミュレーションをしてみましたが、何とも判断できず、他にフォルダーを設置する場所もないので、このままお家製作を決行しました。

実際に住んで、トイレを使ってみましたが、特に気にならなかったので、ホットしています。むしろ3歳の子供でも、便器に座ったままトイレットペーパーに手が届くので、この位置でよかったと思っています。

まとめ

今回は、我が家のトイレについて紹介させて頂きましたが、どうでしたでしょうか?

お家設計した当時を思い出しながら記事を書いていると、色々考えた内容が出てきて、それなりにボリュームのある記事になりました。たかがトイレですが、されどトイレ。考えることはたくさんあるので、これからお家設計される方に参考にして頂ければと思います。

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