間接照明でおしゃれな空間|我が家の間接照明設計を紹介

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今回は我が家の間接照明を紹介させて頂きます。

間接照明ってオシャレなイメージで、せっかく注文住宅にするなら1箇所くらいは間接照明を取り入れてみたいと思われている方も多いのではないでしょうか。

ただ、今までの生活で間接照明を使われた経験のある方は、どんな照明方法で、どれくらいの明るさになるかイメージできると思いますが、お家設計で初めて間接照明を取り入れようと考えられている方は、いざインテリアコーディネーターさんから間接照明を提案頂くと「本当に、このフロアー間接照明だけで大丈夫だろうか!?」と心配になると思います。

後ほど詳しく紹介しますが、我が家の玄関は、インテリアコーディネーターさんから間接照明を提案頂いたのですが、明るさの不足が心配でダウンライトも追加してしまいました。

明るさの感覚は、人によってかなり差があり、他の方の意見が、なかなか参考になりにくいのですが、前回の紹介したダウンライトの記事のように、照度計で明るさを数値化し、他の照明の明るさと比較して紹介していきたいと思います。そして玄関に追加したダウンライトは、本当に必要だったのかも紹介させて頂きます。

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間接照明の種類

我が家の間接照明を紹介する前に、間接照明の種類を簡単に紹介しておきます。

コーブ

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コーブ照明は、折り上げ天井の中や家具の上などに照明器具を配置して、光を天井に当て、その反射で部屋を明るくする間接照明です。ちょっと良いホテルの部屋は、こんな感じの照明をよく見かけますよね。

ちなみにトヨタホームはユニット工法で、部屋によって天井高を変えることができないので、折り上げ天井を作ることができません。ハイユニット(天井高2.6m)にして、ほとんどの部屋を下がり天井(天井高2.4m)、リビングだけ下がり天井をやめれば、折り上げ天井のようになりますが、ちょっともったいない気がします。

なのでトヨタホームでコーブ照明を取り入れる場合は、上の写真のように天井近くに造作壁を設置し、その中に照明器具を配置する方法になると思います。この照明方法は照明器具を設置している箇所に、ホコリがたまりますが掃除がしにくいデメリットがあります。

我が家の玄関も最初にインテリアコーディネーターさんから提案頂いた照明はコーブ照明でした。図面に「コーブ」と書かれていましたが、最初は何のことなのか全く分かりませんでした。

コーニス

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コーニス照明は、光を壁面に当て、その反射で部屋を明るくする間接照明です。上の写真のように、エコカラットやアクセントクロスなどと組み合わせて活用すると、その部分をより強調でき、オシャレな空間を演出することができます。

我が家も、まさにこのパターンで、玄関にエコカラットを採用したので、天井を照らすコーブではなく、エコカラットを配置した壁面を照らすコーニス照明を採用しました。

コーニス照明の場合、上の写真のように、照明の角度を変えられるダウンライトと組み合わせて壁面を照らしたり、壁面近くの天井にライン照明を埋め込んで壁を照らす方法などがあります。

玄関の間接照明

それでは、我が家の間接照明を紹介させて頂きます。1箇所目は玄関です。

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玄関は壁面にはエコカラットを配置していて、そのエコカラットを照らすように、コーニス照明を採用しました。天井にLEDのライン照明が設置してあり、照明器具を隠すように手前に垂れ壁を設けています。

下の玄関ホールの図面にオレンジ色の線で示した部分がコーニス照明、オレンジ色の丸で示した部分はダウンライトが設置されています。3箇所とも連動して人感センサで点灯するようにしました。

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コーニス照明を下からみると、こんな感じで、LEDのライン照明が端から端まで設置してあります。

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お家を設計した当初、玄関の照明がこのコーニス照明だけだったので、薄暗い玄関にならないか心配し、玄関を入った正面の壁を照らすダウンライトを追加しました。またエコカラットに造作棚を設置することにしたので、上からくる光が棚によって遮られることで、本来のコーニス照明の効果が発揮できず暗くなってしまうのでは、という心配もありました。

色々心配したのですが、実際に住んでみると、エコカラットを照らすコーニス照明が非常に明るく、ダウンライトを追加しなくても全く問題ありませんでした。

実際どれぐらいの明るさがあるのか照度計アプリを使って玄関の明るさを調べてみたところ、玄関土間の中央で、なんと300lxもありました。これは以前、LDKの明るさを調べた下のリンク記事に記載しているLDKの照明を全て点灯させたときのダイニングやキッチンと同じ明るさになります。

本来であれば「この明るさを実現しているLEDライン照明は○○製の何W相当の照明です」と紹介したかったのですが、図面や見積書、現物を見てもメーカーや型式が分からず、照明器具の情報が提供できず申し訳ありません。

ちなみに追加したダウンライトは60W相当のLEDダウンライトで、このダウンライトのみの明るさを真下で測定したところ100lxでした。間接照明を採用しなかった場合、このダウンライトを玄関土間の上に2つ設置する予定だったので、ダウンライトの玄関よりコーニス照明の玄関の方が明るかったという結果でした。

リビングの間接照明

次はリビングの間接照明を紹介します。リビングも玄関と同様で壁面にエコカラットを配置し、その壁を照らすコーニス照明を採用しています。また少し浮かせたテレビボードの下にも照明を設置して床を照らす間接照明も組み合わせています。

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天井に設置しているダウンライトは、60W相当で光の角度が可変できるユニバーサルタイプのダウンライトになっています。テレビボードの下の照明は、テレビボードに設置されているのではなく、下の写真のようにテレビボードの下の壁にブラケットライトを設置しています。この方法であれば、照明が組み込まれている専用のテレビボードでなくても、簡単に間接照明を取り入れることができます。

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リビングは、間接照明とは別にダウンライトでメインの照明を構成していて、明るさを確保しているので、この間接照明は明るさを気にすることなく、遊び心で設置しました。

ちなみに間接照明だけでリビングの明るさを測定すると50lxとかなり暗めなので、この間接照明だけで普段生活するのは厳しと思います。

何となく設置した間接照明で、あまり利用シーンを考えていませんでしたが、間接照明だけにするとテレビに部屋の照明が映り込まないので、夜に映画やスポーツを観賞する際は、この間接照明を使用しています。また子供がリビングのソファーで寝てしまった場合は、ダウンライトだと直接光源が目に入ってまぶしそうなので、間接照明を使用しています。

僕だけかもしれませんが、明るい照明より暗い照明の方が電気の使用量が少ない気がして、夜に1人でテレビを見ているときは、基本、間接照明だけにし、ちょっと暗めの部屋で電気代を節約した気になっています。LED照明だと実際は色温度の関係もあり、明るさ=電気使用量となら場合もあり、またもともと消費電力が小さいので、メインの照明をつけていても、電気代にはほとんど影響しないのですが、なんとなく節約している気分で間接照明をよく使っています。

まとめ

今回は我が家の間接照明について紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?参考になりそうですか?

せっかくの注文住宅なので、遊び心で何カ所か間接照明を採用してみるのもありだと思いますが、間接照明だけだと、もしかすると明るさが不足する可能性もあるので、メインの照明と間接照明を組み合わせたり、バックアップの照明を準備しておいた方が無難だと思います。

我が家では採用しませんでしたが、寝室やトイレなども間接照明を取り入れられているお宅が多いので、色々調べて自分のお気に入りの照明を見つけて取り入れて頂くと良いと思います。

今回は照明に着目して紹介しましたが、玄関とリビングの壁掛けテレビは別の記事で、使っているエコカラットの種類や値段、テレビやテレビボードの高さ、配線方法などを詳しく紹介しているので、気になる方は下のリンクをチェックしてみて下さい。

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