天井埋込形ナノイー発生器のフィルタ取付方法紹介|パナソニック純正フィルタを取付けてエアイーの掃除をラクに

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今回は天井埋込形ナノイー発生器「エアイー」にパナソニック純正フィルタを取付ける方法を紹介したいと思います。

ナノイーには脱臭能力があるので、エアイーを臭いが気になる場所に設置することで嫌な臭いを抑えてくれる効果があるのですが、エアイーはナノイーを飛ばすために空気を循環させているので本体にホコリがたまりやすく、定期的な掃除が必要になります。

エアコンや24時間換気設備ほど風量が強くないのでホコリのたまる量もそこまで多くないですが、小型の設備のため内部の掃除が少し面倒になります。

そこで内部にホコリが入らないようにするためのフィルタがパナソニックから発売されており、値段も300円程度と非常に安いので、今回はエアイー用パナソニック純正フィルタの取付けについて紹介していきます。

我が家では家を建てて数年経ってからこのフィルタを取付けましたが、最初から取付けておいた方が絶対良いので、これから家を建てる方でエアイーの設置を考えている人に参考にして頂ければと思います。

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天井埋込形ナノイー発生器「エアイー」とは

そもそも天井埋込形ナノイー発生器「エアイー」を知らない人もいると思うので「エアイー」について、簡単に紹介しておきます。

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エアイーはパナソニックが販売している住宅用設備で、天井に設置するナノイー発生器になります。

ナノイーには、菌やウイルスからH(水素)を奪って無力化する作用や、花粉症の原因となるスギやヒノキなどの花粉に吸着してタンパク質を変性し無力化する効果が確認されています。

またナノイーにはニオイを抑制する効果があるので、住宅用の天井埋込形ナノイー発生器「エアイー」は、家の中でニオイが気になる場所に、消臭効果を期待して設置する場合が多い住宅設備になります。

我が家もニオイが気になる場所として「シューズクローク」「キッチン」「洗濯物部屋干しスペース」「クローゼット」に設置しています。

エアイーの構造

続いてエアイーの構造についても簡単に紹介しておきます。

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最初に内部の構造を説明します。

本体奥に送風用ファンが設置されていて、エアイーのスイッチを入れるとファンが回転し、中央の部分から空気を吸い込み、外周部分から排出する構造になっています。

そして外周部分に向かってナノイーを発生させる装置が設置されており、この装置で発生させたナノイーを送風用ファンで循環した空気に載せて室内に送り出すしくみとなっています。

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カバーを取付けるとこのような形状をしていて、内側のリング部分から空気を吸い込み、外側のリング部分からナノイーをのせた空気が排出される構造となっています。

エアイーの掃除

エアイーは冒頭でも紹介したように、空気を循環してナノイーを飛ばす構造なので、どうしても本体にホコリがたまります。

air-e_filter_03カバーに付着したホコリ

air-e_filter_04本体内部のホコリ

こちらの写真は2年くらい掃除していないクローゼットのエアイーです。

エアコンや24時間換気システムと比較するとホコリの量は少ないですが、ホコリがたまり過ぎると天井からホコリの塊が降ってくるので、カバーの汚れが気になってきたら掃除をするようにしています。

エアイーの掃除は、まず掃除機を使って大物のホコリを除去します。

次に本体表面や本体内部をウエットティッシュなどで水拭きします。

air-e_filter_05掃除後のカバー

air-e_filter_06掃除後の本体内部

1箇所15分くらいの掃除で、この通り外から見える部分は簡単にキレイになります。

ただ、内部のファンには、この状態では手が届かず掃除ができないので、恐らく見えない部分にはホコリが残っていると思います。

フィルタ取付方法

そこで見えない部分にホコリが入り込む前にフィルタを取付けてしまうのがおすすめです。

エアイーの取扱説明書には「ホコリが多く発生する環境下でご使用の場合は、別売りのフィルターの取付けをおすすめします」と記載されていますが、我が家の設置場所「シューズクローク」「キッチン」「洗濯物部屋干しスペース」「クローゼット」「和室」は、程度の違いはあるものの、どの場所でもエアイーにホコリが付いているので基本的には新築時に全てのエアイーにフィルタを取付けてしまった方が良いと思います。

パナソニックから発売されている純正フィルタは、Amazonや楽天で300円程度で購入することができます。

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購入したフィルタセットには、フィルタの他に取付説明書とパッキンが付属しています。

まず始めに付属のパッキンを2cm程度切り出し、短いパッキンと長いパッキンの2種類を作ります。

パッキンには両面テープが付いていて、説明書に従ってエアイー本体に貼り付けます。

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結構雑な感じに取付けてしまいましたが、本体からはみ出ずにカバーが閉まれば特に問題なさそうです。

長さも説明書には2cmと記載されていますが、このあとフィルターをパッキンに引っかけるので、短すぎなければ多少長くても問題はありません。

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そして先ほど貼り付けたパッキンにフィルターを引っかけます。

フィルタの取付けが、かなり簡易的で簡単に外れてしまうので、こんなので大丈夫なのか不安になりますが、カバーを付けるとフィルタが本体に押しつけられ密着する構造なので、このパッキンはカバーを付けるまでにフィルタが落ちないようにするための簡易的なフックの役割で、この状態でフィルタが不安定でも特に問題はありません。

また本体外周部分とフィルタの間に隙間がありますが、空気を吸い込むのは中央部分なので外周部分に多少隙間があるのも特に問題ないと思います。

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最後にカバーを戻して完成です。

写真をよく見るとカバーの隙間からフィルタが見えますが、実物ではフィルターが付いているかどうかは、全く分かりません。

カバーの取付けはフィルタがないときに比べて、取付けの反発力が強くなるのでカバーが浮かないようにしっかり取り付けるよう注意して下さい。

まとめ

今回は天井埋込形ナノイー発生器「エアイー」のフィルタ取付方法について紹介してきました。

フィルタの値段も安いし取付けも簡単なので最初から付けておいて欲しいところですが、エアイー本体にはフィルタが付属していないので、お家を建てたあとに自分で取り付けるか、ハウスメーカーさんにお願いして取り付けてもらって下さい。

僕は数年使用した後にこんなフィルタがあることに気付いたので今更の取付けになってしまいましたが、値段も安いので新築の時に取り付けて、後々のメンテナンスを楽にするのが良い使い方だと思います。

これからお家を建ててエアイーの設置をされる方は、エアイーの稼働前にフィルタ取付けを検討してみて下さい。

今回紹介したエアイーのフィルタ取付紹介記事以外にも、エアイーの効果を詳しく解説している記事や、トヨタホーム全館空調 スマートエアーズに関する記事なども書いているので、よかったらリンク先の記事も読んでみて下さい。

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