今回はトヨタホーム全館空調(スマートエアーズ)のフィルタ掃除について詳しく紹介したいと思います。
以前、スマートエアーズのメンテナンス紹介記事の中でフィルタの掃除についても簡単に紹介していますが、今回はフィルタ掃除に特化して詳しく紹介していきます。
エアコンってフィルタの掃除をしないといけないのは分かっているけど、面倒でついサボりぎみになったりしないですか!?
僕はいまの家に住む前に使っていた普通のエアコンでは、冷房と暖房を本格的に使い始める前の年に2回しかフィルタの掃除をしていませんでした。(これはさすがにサボり過ぎですかね!?)
エアコンのフィルタ掃除ってどれくらいの頻度でやればよいのか?メーカーの推奨値は2週間に1回だそうです。個人宅でこんな頻度で掃除している人いるんですかね?
普通のエアコンでも面倒なフィルタ掃除ですが、それが全館空調ともなると、大がかりな装置で、さぞかしフィルタ掃除も面倒なんだろうと思うかもしれませんが、スマートエアーズのフィルタ掃除は意外と簡単です。
ちなみにスマートエアーズもフィルタの掃除頻度は2週間に1回を推奨していて普通のエアコンと同じです。
さすがに2週間に1回の頻度では掃除できていませんが、月1回くらいのペースではフィルタの掃除ができているので、スマートエアーズのフィルタ掃除がどれくらい簡単か、全館空調の導入を検討しているけどメンテナンスが大変じゃないかと心配になっている人に参考にしていただければと思います。
1階ユニットのフィルタ掃除
トヨタホーム全館空調のスマートエアーズは、1階と2階で室内機のユニットが分かれているので、1階と2階それぞれのユニットに対してフィルタ掃除が必要になります。
まずは1階ユニットのフィルタ掃除から紹介していきます。
スマートエアーズの1階ユニットの本体は収納内に設置する場合が大半で、我が家は階段下収納に設置しています。
この写真は階段下収納で、収納の先をL字に曲げてスマートエアーズの本体を設置しています。
1階の本体はこのような形をしていて、横幅:約80cm,奥行き:約80cm,高さ:約60cmとかなり大きいです。
本体の両脇から空気を吸い込んみ、熱交換器を通して床下のダクトへと空気を送っています。
本体上面の取っ手を手前に引くと、カバーが開き内部のフィルタにアクセスすることができます。
フィルタは上に引き上げると簡単に外すことができます。
フィルタを取り外す時は、本体にホコリを吸い込まないようスマートエアーズを停止させてからおこないますが、冷房運転の時はスマートエアーズを停止させても内部の結露を乾燥させるための送風運転が数十分続くので、送風運転が完全に停止するのを待ってからフィルタを取り外します。
送風運転が止まるまで待つのが面倒な場合は、冷房運転から1度暖房運転に切り替えて、そのあと停止すると送風運転をキャンセルすることができます。
このあとのフィルタ掃除自体は5分もかからないので、フィルタ掃除後にまた冷房運転を再開する場合は、内部の結露乾燥をしなくても問題ないのではと個人的には思っています。
取り外したフィルタはこの写真の左上の状態となります。
表面についているホコリを掃除機で吸い取ればフィルタ掃除は完了です。
フィルタの掃除が完了したら先ほど取り外した手順と逆の方法でフィルタを戻してスマートエアーズの運転を再開します。
フィルタのホコリは掃除機で簡単に取れますが、使っているとフィルタ自体が黒く汚れてくるので、汚れが落ちなくなってきたらフィルタを交換します。
先ほどの写真で右下のフィルタは新品のフィルタで、トヨタホームオーナズWebで購入することができますが、スマートエアーズを製造しているデンソーのホームページから購入した方が1枚1,650円とトヨタホームオーナーズWebより少し安く購入することができます。
フィルタを取り外して、ホコリを掃除機で吸い取り、本体に戻すまでトータル5分程度で完了します。
2階ユニットのフィルタ掃除
続いて2階ユニットのフィルタ掃除を紹介します。
スマートエアーズの2階ユニットの本体は天井裏に設置されていて、フィルタはこの写真のように2階の天井に設置されます。
天井に設置されているフィルタと天井裏にある本体がダクトで繋がっていて、ここから空気を吸い込み本体の熱交換器を通して各部屋に快適な温度の空気が送られています。
このフィルタは押して付け外しできるロック機構が2箇所付いているので、この写真のように”Push”と書かれている部分を指で押すとロックを解除することができます。
反対側がフックで引っかかっているので、ロックを解除したらフィルタがいきなり落下したりすることはなく、この写真のような状態になります。
あとはフィルタを少し持ち上げてフックを外せばフィルタを取り外すことができます。
フィルタを取り外したあとは1階と同じで掃除機でホコリを吸い取って、取り外したときと逆の手順でフィルタを戻せば掃除は完了です。
2階ユニットのフィルタ掃除も5分程度で完了します。
ちなみにトヨタホームの2階天井高は2.4mと、僕の身長170cmでは天井まで手が届かないので、フィルタを取り外す時には、下の写真のように脚立が必要になります。
フィルタ掃除とは関係ないですが、我が家は階段ホールの2階部分をこの写真のように洗濯物の室内干しスペースとして使っていて、この間取りは色々考えた我が家の間取りの中で、実際に使って1番良いできだったと思っているので、もし洗濯物の部屋干しを考えられている人は、下のリンク記事も参考にしてみて下さい。
まとめ
今回はトヨタホーム全館空調「スマートエアーズ」のフィルタ掃除方法について紹介してきました。
スマートエアーズは1階と2階それぞれのユニットのフィルタ掃除が必要になりますが、フィルタがスゴく単純な構造で取り外しが簡単なことと、フィルタの形状が四角い1枚の板状なので掃除機でホコリを吸い取りやすく、1箇所5分程度でフィルタの掃除ができてしまいます。
いまの家に住む前に使っていた普通のエアコンは、上位グレードのエアコンでフィルタの自動お掃除機能が付いているタイプだったのですが、自動お掃除機能の部分が複雑な構造をしていて部品点数も多く、フィルタ掃除のたびに取り外しや細かい部品の掃除がスゴく面倒だった印象でした。
それに比べてスマートエアーズは、大きなフィルタが1枚”どーん”とあるだけで、比べものにならないくらいフィルタの掃除が簡単なので、全館空調ってメンテナンスが面倒じゃないかと不安に思われている人もいると思いますが、フィルタ掃除に関してはその心配の必要はありません。
今回紹介させて頂いたスマートエアーズのフィルタ掃除の記事意外にも、スマートエアーズに関する記事を多数書いているので、よかったらリンク先の記事も読んでみて下さい。
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