今回は白い外壁のデメリット、目立つコケやカビ汚れを簡単に除去できるワンステップスプレークリーナーを実際に使ってみたので、効果のほどを紹介したいと思います。
我が家の外壁は白色の窯業系サイディングとオレンジ色のタイルを採用しています。
白の外壁は一般的で多くのお家に採用されていますが、白は汚れが目立ちやすいというデメリットがあります。
特に日光が当たりにくい場所や通気性の悪い場所だと、コケやカビが生えて緑や黒ずんでしまっている外壁を見かけることがあります。
お家の外壁も定期的な掃除が推奨されていますが、なかなか外壁を洗うのは大変なので、定期的にできている人の方が少ないのではないでしょうか。
そんな大変な外壁掃除をしなくても、外壁に生えたコケやカビを簡単に除去してくれる、ワンステップスプレークリーナーなるものがトヨタホームオーナーズサイトで販売されているのを見つけ試してみたので、その効果を紹介したいと思います。
外壁の汚れ
冒頭でも紹介しましたが、我が家の外壁は白色の窯業系サイディングボードを採用しています。
建物正面の外壁は年に1度、年末の大掃除で窓を掃除するのと一緒に水洗いをしていますが、それ以外の外壁は家を建てて6年間1度も掃除したことがないですが、今のところ目立った汚れはありません。
僕の住んでいる住宅は1区画50坪前後の土地の広さがあり、隣家と壁が密着するような狭小地ではないので、どの面の外壁にも日光が当たり通気性が良く、コケやカビが生えるということは今のところありません。
このように外から見える外壁は綺麗なのですが、実は最近バルコニー内側の壁にコケのような緑の汚れが付き始めている事に気付きました。
この写真に矢印で示した部分が、少し緑色に変色しているのが分かりますか?特に床のタイル部分は分かりやすく変色していますが、壁の角の部分も少し緑に変色しています。
こちらのバルコニーの外壁も少し緑色に変色している部分があります。
同じ場所でも、建物側の外壁は緑色に変色している部分は全く見当たらないので、日光が当たらない部分にコケやカビが繁殖していることが分かります。
ワンステップスプレークリーナーとは
先ほど紹介したバルコニーのコケは、発生している範囲も狭く、手の届く範囲ばかりなので、ブラシで水洗いすれば綺麗になると思いますが、今回はトヨタホームオーナーズWEBの「らいさぽ」で販売されていた『ワンステップ・スプレー・クリーナー』という、お家の外壁やバルコニーの床に発生したコケ・カビ・藻を除去して、再発抑制もしてくれる薬剤を使って除去していきます。
同じような効果をうたった薬品や洗剤はホームセンターでも売られていたりするのですが、トヨタホーム外壁の塗装を傷めないか心配で、なかなか手が出しずらいと思います。その点、ワンステップスプレークリーナーはトヨタホームオーナーズWEBで販売されているので、トヨタホームの外壁に使用しても問題のない薬剤といえます。
スプレーボトルに入っていて直接外壁に吹きかけるタイプと5倍濃縮液を自分で薄めて使うタイプが販売されていて、今回は上の写真の5倍濃縮液タイプを購入しました。
ボトルのラベルには日本語の説明文が記載されていますが、原産国はニュージーランドのようでニュージーランドの法律に基づきチャイルドロックがかかったボトルになっているのでキャップの開け方が独特です。開け方の説明も記載されていますが、なかなかコツがつかめずキャップを開けるのに苦労しました。
このクリーナーの主成分は「塩化ベンザルコニウム」という薬品で医療用の殺菌・消毒液などに使われるモノのようです。
トヨタホームオーナーズWEBでは、この5倍濃縮液と噴霧器がセットで販売されていますが、噴霧器は既に持っていたので、Amazonでワンステップスプレークリーナー5倍濃縮液のみを購入しました。
このような噴霧器に薬剤を入れて水で5倍に薄めて使用します。
風があると噴霧した薬品が自分の方に飛んでくることがあるので、マスクと防護メガネを着用して作業することをおすすめします。
使用方法は薄めた薬剤をコケやカビが生えている部分に吹きかけて1~2週間放置するだけです。ブラシで擦ったりする必要がありません。
抑制効果もあるということなので、今回はコケやカビが生えていない部分も含め、バルコニー全体に噴霧しました。
また薬剤を吹きかけたあとに雨が降ったり、濡れている壁に使用すると効果が半減するので、週間天気予報で当面晴れが続く予報の時に使用すると良いと思います。
コケやカビの量が多い場合は、1~2週間後に再度薬剤を塗布すると効果的とのことです。
ワンステップスプレークリーナーの効果
それではワンステップスプレークリーナーの効果を紹介していきます。
まずはバルコニーの中で最もコケの発生量が多かった床のタイル部分です。
1~2週間で効果が徐々に出ると説明文に書かれていましたが、薬剤を塗布した翌日にコケは完全になくなっていました。
コケを死滅させる薬品なら死んだあとのコケが残っていても良さそうなのですが、洗い流してもいないのに薬剤を塗布した翌日にはコケの存在が跡形もなくなくなっていました。どのような作用でコケがなくなったのか分からないので少し怖い気もしますが、とりあえず何の苦労もなく一瞬で綺麗になりました。
こちらのバルコニーも床のタイルに近い部分と角の部分の壁に緑色のコケが発生していますが、薬剤を塗布した翌日には、緑色の部分は完全になくなっていました。
今回は、バルコニーのコケを落とすために使用したので噴霧器での薬剤塗布ができましたが、効果がかなり強力なので、隣家の敷地と近い壁などで使用する場合は、薬剤が隣家の植物を枯らしてしまう可能性もありそうなので、噴霧器での散布はやめた方がよさそうです。
噴霧器での塗布が困難な場所では薬剤をローラーやはけで外壁に塗布しても効果があると説明書には記載されていましたので、隣家に近い壁に使用する場合はローラーやはけでの塗布をおすすめします。
まとめ
今回は白い外壁のデメリット、外壁の汚れの中でもコケやカビによる汚れに対して「ワンステップスプレークリーナー」を使った除去方法とその効果について紹介してきました。
ワンステップスプレークリーナーは、スゴく簡単に外壁の汚れを綺麗にできるので、お家の外壁やバルコニーの床などのコケやカビ汚れが気になっている方は1度試してみて下さい。
但し「金属製品や合成樹脂製品などはシミやサビの原因になることがあるので使用できません」と記載されているので、自分の家の使用したい場所に適応しているか事前に調べてから購入して下さい。
今回紹介した白い外壁の汚れに関する記事以外にも、黒い外壁で室内の温度が上昇しないか調べてみた記事やトヨタホームの外壁を紹介する記事なども書いているので、よかったリンク先の記事も読んでみて下さい。
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