今回は子供部屋のWeb内覧会です。
我が家は、お家を建てたとき子供は1人でしたが、将来的に2人以上は欲しいと思っていたので、子供部屋を2部屋準備しました。
子供が小さいうちは、広い部屋で遊ばせて、大きくなったら個室として使えるよう、お家を建てたときには、部屋を仕切る壁を設置せず広い1部屋で作って、将来的に子供の成長に合わせて部屋のレイアウトを見直すことを考えた間取りとしました。
今回はそんな我が家の子供部屋の間取りや使い方、部屋を将来的に仕切るレイアウトのメリット・デメリット、失敗事例などを紹介させて頂くので、2部屋以上こども部屋を検討されている人に参考にして頂ければと思います。
子供部屋の間取り
我が家の子供部屋は、このような間取りになっています。
子供部屋1と子供部屋2の間の点線は、将来的に仕切る場合の壁の位置なので、いまは壁がなく約12帖の1部屋になっています。
そして壁を設置して2部屋にすることを想定して扉を2つ設置しているので、いまは1部屋に扉が2箇所ある、少し不思議な部屋になっています。
こちらは子供部屋2から子供部屋1を見た写真です。
壁を設置する場合は2つある扉の間の部分から設置することになります。
また壁の設置方法はリフォーム工事を想定しているので、扉が2つある以外は普通の部屋です。将来DIYで壁が設置できるように天井に下地を入れているなどの工夫はまったくありません。
こちらは子供部屋1から子供部屋2を見た写真です。
部屋を仕切る壁がないと、かなり広い空間となっています。
先ほど記載したように壁の設置に関しては特に準備をしていませんが、コンセントや有線LANのポート、全館空調(スマートエアーズ)と第1種換気の吹き出し口など住宅設備の配置は、2部屋に分かれた後でも、各部屋に必要な数が確保されるよう配置しています。
子供部屋は必要?
インターネットで子供部屋について調べると「子供部屋は必要ない」や「必要最低減の広さで」というような意見を目にすることがあります。
その理由として子供部屋を使用する期間の短さが挙げられています。
例えば30歳で家を建てて80歳まで住むと夫婦で50年間住むことになりますが、その中で子供部屋を使用する期間は、小学校高学年から高校卒業もしくは大学卒業の約10年くらいしかなく8割の期間は使われないので無駄であるなどと書かれていたりします。
無駄と思うかは、それぞれの価値観なので、あまり他の人の意見を参考にする必要はないと思いますが、僕は子供のためにちゃんとした部屋を与えてあげたいと思ったので子供部屋を作りました。
そもそも戸建てを建てようと思ったきっかけは、子供と一緒に生活する時間をより楽しくしたいと思ったからで、土地選びや間取りづくりなど、家づくりの全てにおいて子供のことを考えてつくりました。
なので子供が小さいうちは、おもちゃをいっぱいに広げて一緒に遊べる広い部屋で、ある程度成長したらプライベートな空間を作ってあげられるように考えた子供部屋にしました。
子供が成長して、みんな家から出て行くことになったら、その後は戸建てなんか必要ないと思っていて、もしそのときに物件の価値があって売れるんだったら、マンションに住み替えたいと思っています。
と、僕が家を建てた時は、このように考えていたのですが、最近は生活スタイルがガラッと変わってお子さんのいる家庭で子供部屋は、ほぼ必須になるのではないかと思います。
その理由は学校のオンライン授業が本格的に導入されつつあるからです。
うちの子供は最寄りの公立小学校に通っていますが、田舎の公立小学校でもついにオンライン授業が導入されるようになりました。
我が家は共働きですが、僕も妻も在宅勤務が8割で大半は家で仕事をしています。
そこに子供もオンライン授業で在宅になると、それぞれ個別の部屋がないと成立しません。
この先、世の中がどうなるかは分からないですが、とりあえず今の我が家では子供部屋は必須となっています。
間仕切りレイアウトのメリット・デメリット
続いて我が家が採用した、子供部屋を後から仕切るレイアウトのメリットデメリットについて紹介します。
メリット
・子供の人数や性別に合わせてレイアウトを変えられる
・子供の成長に合わせてレイアウトを変えられる
ちなみに12帖くらいあると、保育園児と部屋の中でキャッチボールもできます。
子供部屋をあとから仕切るレイアウトのメリット、2つ目はレイアウトの自由度があることです。
家を建てるときに、子どもの人数や性別が分かっていれば、子どもに合わせた部屋をつくることができますが、我が家は1人目のこどもが生まれた後、2人目のこどもが生まれる前に、家を建てたので2人目以降の性別は分からないなか子供部屋をつくりました。
兄弟、姉妹で同じ性別なら1つの部屋をシェアするのもありですが、異性だった場合は、将来的に部屋を分けることを考えて、あとから仕切るレイアウトにしました。
また子どもが2人の場合、同じサイズの部屋を2つ準備すれば良いですが、3人で2部屋を使うことになった場合、2人で1部屋を使う側を広くしてあげることができるのも、あとから仕切るレイアウトのメリットです。
うちの子どもの場合、せっかく子供部屋を作ったのですが、いまのところ(小学3年生)1人で寝るのは怖いらしく、まだ自分の部屋で寝ることができていません。ただ姉弟2人なら寝られると言っているので近々2段ベッドを購入して子供部屋に設置して子ども達だけで寝てもらおうと考えています。
これも子どもの成長に合わせてレイアウトを変えられる子供部屋のメリットだと思います。
デメリット
トヨタホームは壁の単価が決まっていて、天井高2.4mの壁は9,600円/mなので、最初から子供部屋を2つに分ける壁を設置した場合の壁の費用は約3万円程度ですが、あとからリフォームで壁を設置すると、30~50万円くらいの費用がかかるので非常に割高になります。
失敗事例紹介
次に子供部屋で失敗したと感じていることを紹介していきます。
・3人2部屋
・コンセントの位置
失敗したと感じていること1つ目は電動シャッターを採用しなかったことです。
我が家は大きな窓には防犯目的でシャッタ-を設置しています。その中でリビングや寝室など子供部屋以外の窓は全て電動シャッターにしたのですが、費用を抑える為に子供部屋は手動のシャッターにしました。
家を建てた当初は子供部屋の使用頻度が低くシャッターを閉めっぱなしにしていたので、あまり手間を感じませんでしたが、最近、頻繁に開け閉めをおこなうようになり、とても面倒に感じています。
そもそも手動でも面倒に思わない人も多いと思いますが、一部の窓に電動シャッターを使っていると、その楽さに慣れてしまい手動のシャッタがとても苦に感じてしまいます。
手動と電動シャッターの差額が4万円程度で2箇所で8万円くらいなので、ここはケチらずに電動シャッターにしておけばよかったと後悔しています。
失敗したと感じていること2つ目は子供3人で2部屋としたことです。
先ほどあとから仕切るレイアウトのメリットで、子どもが3人になった場合は2人側の部屋を広くできると書きましたが、最近では小学生でもオンライン授業を活用し自宅で学習する機会が増えていることを考えると、1人1部屋準備してあげた方がよかったのではないかと思っています。
失敗したと感じていること3つ目はコンセントの位置です。
これは完全に考えが足りていませんでした。子どもが3人になったら片方の部屋を広くして同性の兄弟は2人で1部屋を使ってもらうとまでは考えていましたが、2人で1部屋を使う場合、学習机が2つ必要になるなど1人で1部屋を使うよりコンセントの数が多く必要になることまで考慮できていませんでした。
いまのコンセントの配置だと学習机を2つと2段ベッドを設置した場合に、あきらかにコンセントが不足するので壁を設置するリフォーム工事のときにコンセントの追加したいと思います。
まとめ
今回は我が家の子供部屋を紹介してきました。
本文の中にも記載していますが、ここ最近、生活スタイルがガラッと変わり、公立の小学校でもオンライン授業が導入されてきているので、お子さんがいる場合は1人1部屋準備してあげた方が良いように思います。
ちなみにオンライン授業はWiFiでも問題ないですが、子どもが将来、eスポーツ選手になりたいといった場合も考慮して子供部屋にも有線LANのポートを設置しています。
僕が家を建てた時には、いまの生活スタイルはまったく想像できなかったですが、たった5年でこんなに大きく変わるので、いろいろフレキシブルに対応できることが、今後の家づくりには大切になってくるのかもしれません。
今回紹介してきた子供部屋のWeb内覧会以外にも、書斎やキッチンなどのWeb内覧会記事も書いているので、よかったらリンク先の記事も読んでみて下さい。
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